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2005年6月 3日

第3回 自意識過剰な幸せのカタチ[ ローラのこと ]

「大きなおもちゃをくわえて鼻がブタさんになっている顔」、「耳毛を振り乱し、ダランと脱力して横たわる姿」、「仰向けになってお腹を丸出しにし、爆睡している姿」...犬らしくて可愛いと思いませんか?そんな自然な姿を写真に収めたくて、カメラを構えてそっと忍び寄るのですが...シャッターを切ろうとする瞬間、ローラは大抵ムクッと立ち上がり、(又は、頬張っていたおもちゃをポトンと床に落として...)きりりとした涼しい顔でお坐りしてしまうか、ステイのポーズで静止して、「さっ 撮ってもよくってよ」という顔で、カメラのレンズを見上げるのです。私は私で、思惑どおりにいかない不満をつい露わにしてしまい、「だめだなぁぁぁ だらけた自然な姿を撮りたかったのに、そんなんじゃ面白くないよ!」と、撮影をやめてしまうのです。(ちょっと可哀想かな?ふふっ) ごくたま~に、お菓子で機嫌をとって、だらしない姿を「撮らせていただく」(笑)のですが、どうもローラは「美しくポーズをきめている姿」を撮られるのが好きなご様子でして...。ローラハウスの新作の撮影の時なんて、顔が生き生きしてますもの。撮影の準備をしていると、嬉しそうにまとわりついてくるんですよね。チヤホヤされて褒められてご褒美のお菓子ももらえるから、淡々と毎日同じようなことをして暮らしているローラには、刺激でもあり楽しみのひとつなのかもしれません。
 ローラには幼い頃からモデル業をお願いしてきていますので、自意識過剰気味に育ってしまった部分もあるのかもしれませんが、それ以上に私の手作りを纏い、カメラのレンズごしに私の注目を感じることに、何らかの喜びを感じているとしたら...それはそれでひとつの幸せの形なのかもしれない...そんなローラと私だけの空間・時の流れの中に私自身幸せを感じる瞬間でもあるので、同じ想いを共有しているということなのであれば、素晴らしいことだと思います。

 ...我が家ならではの幸せのカタチと言えるものなのかもしれません。

投稿者 eriko : 08:41 | トラックバック